Black IvoryやJocelyn Brownと共に在籍していたInner Lifeでの活動をはじめ、名門Salsoulレーベルに残した泣く子も黙るダンスクラシック"Heartbraker"で知られるレジェンド、Leroy Burgessとの共演作。Leonard Charlesによるスペイシーなシンセ、乱れ打つチョッパーベースにグルーヴィーなディスコファンクビートに乗ってLeroy Burgessのヴォーカルとコーラスワークが高みへ誘うダンスナンバーです。

PEといえばDef Jam、Def JamといえばPEという相思相愛の関係が10年以上続いたわけですが、99年リリースの7thアルバムはカリフォルニアのインディーレーベル、Atomic Popからのリリースとなりました。マイナー落ちという評価もあったものの、今となってはDef Jam最後のアルバム"He Got Game"よりよっぽど高評価だと思います。そんな7thアルバムからの貴重なシングルカット。

レーベルもアーティストも完全なるワンショットで詳細も不明ながら、どうやらBrooklyn産と思しきNYアングラ。"Voo Doo"はどうにもチープですが、"World Wide"の方はDorothy Ashbyっぽいハープをサンプリングしたビートがなかなかいいです。

D.I.T.C.の棟梁、Diamond Dの97年作"Hatred, Passions And Infidelity"からのカット。正規盤では"The Hiatus"のB-Sideに収録され、D.I.T.C.フォロワーにはたまらないクロさが光っていた本作。"Best Kept Secret"タイプのシンプル極まりないビートがいかにもです。片面のみのテストプレス。

Jungle Brothersより与えられた"The Beatnuts"の名のもとPsycho Les、Fashon、Jujuの3人が生み落としたマスターピース。

Late 80~90'sのUKシーンを席巻したユニット、Soul II Soulによる代表曲"Back To Life"が、御大 Jazzie B率いるFunki Dredレーベルより新たなリミックスバージョンで12インチリリース。今回リワークを手掛けたのはロンドンのDJ/Producerで、Tribe Recordsのオーナーでもある重鎮、Dean Zepherin。伝説的ドラマー、Tony Allenをfeatした長尺アフロビートミックスに仕上がっています。※リミテッドカラーバイナル。

Sly & Robbieによるプロデュース、Larry Levanによるミックスの名アルバム"Padlock"で知られるシンガー、Gwen Guthrieの1986年作。両面とも彼女の代表作です。※両面とも所々プレッシングバブルあり。再生には目立った支障ありません。

Philly Soulの黄金期を支えたグループ、McFadden & WhiteheadのJohn Whiteheadを父にもつ兄弟デュオWhitehead Bros.の96年作。Chocolate Milk "Action Speaks Louder Than Words"をサンプリングしたディープなヒップホップソウルです。※シュリンク付。

BahamadiaやJedi Mind Tricksとも近しいフィラデルフィアのグループ、Army Of The Pharaohsに所属するMC、Apathyの2002年作。2000頃から現在までコンスタントにリリースを重ねています。ビッグネームとの絡みはあまりないですが、こういうD.I.Y.精神が息の長い活動の秘訣かもしれません。

テキサスのシンガー、Paula DeAndaの2006年作。この時まだ高校生だと思いますが、歌唱力はなかなかのもの。Baby Bashをfeatし、スロウながらも大人しすぎない張りのあるボーカルを聴かせてくれます。

96年にデビューし、99年には"You"というヒット作を残したシンガー、Jesse Powellの2000年作。ビッグヒットとなるとあまり思い当たらないのですが、"You"に限らず美バラードが多いので、その路線が好きな方にはおすすめしたいキャラです。この"If I"も知名度は決して高くないと思いますが、埋没させるには惜しい作品ですのでぜひ。

2002年にデビューしたガールズグループ、Tha' Rayneの2003年作。短命ながら実力派だったと思います。ビートもボーカルも典型的な2003年のR&Bといったところ。彼女らの作品では最も印象に残る作品だと思います。RemixではJoe BuddenとLupe Fiascoが参加しています。

ドイツ人プロデューサーのLuca AnzilottiとMichael Munzingによって結成され、"Daydreaming"でおなじみのボーカル、Penny FordとMCのTurbo Bが加わって作られたのがこのデビューシングル"The Power"です。Mantronix's "King Of The Beats"にJocelyn Brownのフレーズを合わせたパワフルなダンスミュージック。日本では90年代のヒップホップダンサーさんたちにも人気でした。

Tommy BoyのOldロゴが眩しい82年物。Tommy Boy初のラップシングルと言われる"Jazzy Sensation"に次ぐ黎明期の作品です。Junior "Mama Used To Say"を再利用したディスコラップ。インストも使えますよ。

90年代中期までちょこちょことリリースしていたKaotic Stylinのデビューシングル。"A Diamond In Da Ruff"や"Check It Out"といった鬼のようなレア盤もありますが、このシングルは入手しやすいので彼らの作品を持ってないという方は最初の一枚にいいと思います。James Brown "The Payback"をサンプリングした安定のミドルです。

トロントのシーンをがっつり支えたデュオ、Maestro Fresh Wesのデビューアルバム「Symphony In Effect」からのカット。エレクトロ風味も残した"Funky Drummer"使いのアッパーな作風。盤コンディションも上々です。

通算4枚目となるアルバム「Still Dangerous」に収録の91年作。テンポのよいアッパーなミドルです。"Robbin Hoods"の方がプレイには向いてるかもしれませんね。

98年当時既に成功を収めていたCompany FlowやBlack Starに続けとばかりにリリースされたコンピレーション"Lyricist Lounge, Volume One"からのカット。"CIA"ではKRS-One、Zack De La Rocha、Company FlowのThe Last Emperorらが顔を揃えているほか、"Talking To You"ではMos Def、Pharoahe Monch、Rah Digga、A Butta & Talib Kweliという豪華メンツが参加。

Maxi Priestのバックアップでデビューし、Avexと契約して以降はJaki Grahamらと並びとりわけ日本で人気の高かったシンガー、Elisha La'Verneの2000年作。"I May Be Single"や"I Don't Mind"タイプのミディアムはやり尽くした感があったので、こういう作品も必然的に求められていたと思います。

カンフースタイルを武器に全世界的なWu-Tang旋風を巻き起こすきっかけとなったデビューアルバム"Enter the Wu-Tang (36 Chambers) "からの第一弾。正規盤未収録の"Tearz"が人気のちょいとレアなプロモ12"。